立方体の意地 – ネフ社セラ パターン集
ネフ社『セラ』の立方体はキュービックスのそれと違って、存在感が薄いです。
パターンを作る際も、他の8個のパーツで組み終わった後におまけ的に適当にチョコンとどこかに置かれることもしばしば。
また、他のパーツが紛失すれば、どえらい騒ぎになりますが、仮に立方体を紛失したとしても2センチ角の立方体を作ればなんとかなります。
こんなことでは立方体の存在意義がなくなってしまいます。
どうやら立方体自身も同じようなことを考えていたらしく、このままではダメだと思い意地を見せることにしました。
以下、積み木番号は立方体が1番、最大パーツが9番です。
ある日の午後、セラでパターンを作っていると・・・
なんと、まだ作っている途中だというのに、もう立方体が出てきました。
そして、6番積み木を必死に支えています。
まさに今、立方体が意地を見せています。
「まさか、立方体にこんな芸当ができるとは!」
私はあまりの光景に手がぶるぶる震えるのを抑えることが出来ませんでした。
震える右手を左手で押さえながら、ようやく残った積み木を乗せることができました。
立方体の意地の甲斐あって、キュービックスに匹敵するぐらいの複雑なパターンができたのではないかと思います。
ではでは。👋
by 積みキチ三平
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