グラデーション作品 – ネフ社セラ パターン集
以前、白木のセラを使っていた時は、積み木が作り出す造形そのものの面白さを追求していました。
一方、カラー版セラとなると、グラデーションの美しさを利用したパターンを作ることが出来ます。
これらのパターンは、グラデーションの美しさと造形の美しさを併せ持ったパターンですが、造形がイマイチでも積み木をただ並べるだけで見栄えがするパターンはけっこうあります。
そんなわけで、今回はグラデーションを利用したパターンを作ってみることにしました。
それがこちら。
「あれあれ?おかしいですよ?ひょっとして積み木が足りない?いや、これ、積み木が足りないんじゃないですかね?うひょーっ!!」(将棋棋士・加藤一二三九段風)
実は、見えないところで4番積み木が9番積み木を支えています(立方体が1番、最大パーツが9番)。
このパターンは、グラデーションのかたまりを9番積み木の上に乗せているだけなので、形の美しさにこだわらなければ、色々なバリエーションが考えられると思います。
ドールハウス風。
立方体を住人に見立てて、「おうちごっこ」で遊ぶことができます。
屋根が崩れやすいのが難点ですが、壊れた屋根を修復することによって、根性が鍛えられます。
形としては、「なんじゃ?こりゃーっ!!」ですが、グラデーションの破壊力の前に、そのような些細なことはどこかへ吹っ飛んでしまいます。
カタカタカタ・・・
せっかくの屋根のグラデーションが他のパーツに隠されてしまったのが残念。ただ、バランスを取るためには、この組み合わせしかありませんでした。
代わりに、残ったパーツでグラデーションを作っています。
もはや、造形美の追求はどこかへ消えてしまいました。
うーん、角度が悪くて、グラデーションがよく分かりません。
それに、立方体がこの場所で安定しているのも、なんだか疑わしい。積み木を置いてる面が傾いているのかも。
グラデーションの見栄えの悪さはどうしようもないので、とりあえず立方体の置き場所を変えて、パターン再現性を確保します。
やれやれ。
苦労した割には、どうでもいいような形になってしまいました。
気持ちが落ち込んでしまったので、今回はこれにて失礼します。
ふぅ・・
by 積みキチ三平
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